株式会社スマサポ2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

不動産SaaS「totono」が2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
入居者様の生活を快適にする革新的なアプローチが評価されました。

2024.10.15

受賞の背景

不動産管理業界では郵送や電話といったアナログなやり取りが多く、労働生産性が低く少子高齢化による働き手不足が課題となりつつあります。管理会社と入居者とのやり取りは一般的にトラブルやクレーム時に発生するケースが多く、受け身のコミュニケーションになっているが現状です。入居者にとってもアナログなやり取りは面倒で、デジタル化のニーズは高まっています。また、賃貸住宅においては地震などの災害時に情報の発信や収集が困難で、災害に強いコミュニケーション手段が求められています。

本アプリは管理会社と入居者のやり取りをデジタルで一元化することにより、コミュニケーションが効率化するだけではなく、災害時にもスムーズな情報伝達を実現し、入居者満足度の向上と管理会社の業務効率化に寄与しています。さらに入居者にとって有益な情報の提供など、新しい積極的なコミュニケーションの場となりつつあります。

審査員によるコメント

これまで紙や電話などアナログなやりとりが主流であった、入居者と管理会社のコミュニケーションをオンライン化するサービスである。入居者によるチャットでの問い合わせ機能や管理会社による情報の一斉通知など、基本機能が必要十分な形で揃えられている。

小規模な事業者が多く、IT化がなかなか進んでこなかった不動産管理業者にとっても使いやすい、丁寧なサービスデザインを実現している。

授賞式の様子

開発チームによるコメント

私たちは、いつでも誰でも直感的に必要な機能にたどり着けるよう、工夫してUI/UXを設計しています。

入居中の利便性を向上させるため、手続き・やり取りがアプリで完結できる仕組みを作り、不動産管理会社の入居者対応業務を管理画面に集約しました。そうすることで、ペーパーレス化と業務の効率化を実現し、管理業務の負担を軽減しています。

授賞式の様子

グッドデザイン賞について

「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。

単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。